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2015/10/26 ドライバーについて

未経験でも転職できる!不安な初心者をサポートしてくれるタクシードライバーの研修の内容とは?

未経験でも転職できる!不安な初心者をサポートしてくれるタクシードライバーの研修の内容とは?

未経験でも転職できる!不安な初心者をサポートしてくれるタクシードライバーの研修の内容とは? 新たなキャリアのスタートとして、自分の握るハンドルひとつで未来を切り開いていくタクシードライバーは人気の職種の一つです。 現実的に考えると、車の運転ができるからといって、いきなりお客様を乗せてタクシー運転手になれるわけではありません。「道が分からなかったらどうしよう……」、「お客様への対応の仕方に不安を感じる……」「メーターはどう使うんだろう……」。など考えれば不安なことはたくさん出てきます。 しかし、ご安心ください。タクシードライバーはいくつかの研修のステップを踏んで、一人前になってから世に出ます。この記事ではその研修内容についてご紹介します。

研修の流れ

1 おおまかな研修の流れを説明すると、まずタクシードライバーになるためには「普通自動車二種免許」を取得する必要があります。 その後、東京都の23区+三鷹市・武蔵野市で運転するドライバーはタクシーセンターで4日間の研修および「地理試験」の資格取得を義務付けられます。つまり東京都の指定区域で運転するには「二種免許」「地理試験」の二つの資格が必要です。 見事に資格試験に合格すると次は社内研修に移ります。研修制度は会社によって違いますが、基本的には営業所配属前に座学及び路上教習、そして配属後に先輩社員による研修が実施されるところが多いようです。 では、具体的に各研修の内容を見ていきましょう。

タクシーセンター研修

2 東京都23区と三鷹市・武蔵野市で運転するには江東区南砂にある東京タクシーセンターでの4日間の新規講習および地理試験の合格が必要です。
講義
講義はテキストに沿って行われます。科目は「法令」「地理」「接遇」「安全」の4つと、バリアフリー研修です。日程は4日間9時~17時、50分×7コマとなっています。具体的な時間割をご紹介すると 1日目:法令4コマ(法令効果測定含む)、地理3コマ、効果測定結果発表および再測定 2日目:安全4コマ(安全効果測定含む)、地理3コマ、効果測定結果発表および再測定 3日目:地理試験(2コマ)、接遇5コマ 4日目:交通バリアフリー7コマ(うち2コマ演習)、接遇効果測定(バリアフリー含む)、効果測定結果発表および再測定、修了証交付
地理試験
3日目の午前中に、東京都の指定区域で運転するためには合格が不可欠な地理試験が行われます。非常に重要なセクションになりますので、気合を入れて臨みましょう。ちなみに、講義で「地理」の科目はありますが、それほど大きくは地理試験に関わってきません。

社内研修(配属前)

3 タクシーセンターで運転者証を受け取ったら各社での研修です。期間は会社によって異なり、20日近く研修を行う企業もあれば、それよりはるかに短い企業もあります。 〈h3〉座学〈/h3〉 座学で学ぶのは主に次のようなことです。まず、タクシーセンターで学習したことをより深堀りします。法令で言うと区ごとにタクシーには様々な規制があり、それについての講習や道路交通法の確認などが行われます。 また、お客様に対するマナーや話し方の研修、メーターなど各種機器の操作方法の研修もあります。タクシードライバーにとって生命線となる給与形態についての説明や、営業方法についての指南もこのタイミングです。
路上教習
教習車を使っての路上研修も行います。教官と新人ドライバー複数名が同乗し、実際の業務について体験しながら学んでいきます。 例えばお客様の対応。お客様が乗ってから降りるまでの一連の流れをロールプレイし、どの部分に配慮が足りていないか、指摘を受けます。また、地理研修も実施します。実際に都内を回ってみて、交通標識の確認や乗車エリアのチェックを行うのです。 この路上教習はタクシードライバーとしてのベースを作っていく部分になるので、重要度が高く、また学べることも多いです。

社内研修(配属後)

座学と路上教習が終わったらいよいよ各営業所に配属されての実地教習となります。と言っても今までのように何日も研修があるわけではなく、初日の実際の営業に先輩社員が同乗するかたちが多いです。 お客様にとってはタクシーの助手席に人がすでに乗っているのは不審に映りますが、ドライバーにとっては最後に学ぶ大事なチャンス。お客様からの思いがけないご要望や緊急事態への対応を最後に確認します。

不安の必要なし! 次のキャリアスタートへ

以上が、タクシードライバーになる上での研修内容です。少し長くなってしまったのでもう一度振り返ります。 まず最初に普通自動車第二種免許を取得します。そして東京都内の指定区域のドライバーのみタクシーセンターでの講習及び地理試験を受験。社内研修は企業によってまちまちですが、給与体系や法令などの知識面と実際のお客様への対応や地理などの実務面を学びます。営業所配属後の初乗務では先輩ドライバーの指導を隣からもらって研修終了です。 このようにタクシードライバーには各ステップで研修制度があるので初心者でも心配はいりません。自信をもって次のキャリアスタートを切りましょう。
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