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タクシー運転手にとって、意外な大敵は腰痛です。タクシーのシートに座りっぱなしであるために、腰の筋肉が固まってしまい腰痛を引き起こしたり悪化させたりします。また肩の筋肉も負担が大きくなり、肩こりの原因にもなるので注意をしないといけません。これらを防ぐためには適度にストレッチをすることが大切です。車外に出て背伸びをすることも良いですが、今回は座ったままでもできるストレッチをご紹介しましょう。まずは腰を前後にゆっくり伸ばす運動です。頭の後ろで腕を組み、息をゆっくり吐きつつ背中を前に丸めていきます。頭を抱えるような形になったら、今度は背中をゆっくり反らしていきましょう。この時もゆっくり息を吐きながらやります。大切なのはゆっくり腰と肩の筋肉を伸ばしていくことです。似た方法で腰を左右に揺らすストレッチもあります。腕の位置は先程のストレッチと同じで、ゆっくり左右に体を倒していくことで肩こりなどをほぐすのです。ツボ押しも試してみましょう。外側のくるぶしとアキレス腱の間、かかとの骨の上部分にくぼんだ場所があるのですが、そこは「こんろん」と呼ばれるツボで、そこを親指の先で優しく3秒ほど押して離します。これを5分間繰り返すことで血流を促すと言われているのです。タクシー運転手は長時間座る仕事なので、より良い仕事をするためにも肩こりや腰痛は防がないといけません。他にも自分にとって肩こりや腰の痛みが和らぐようなストレッチがあるのでしたら、積極的に試していきましょう。